昭和の鍵

ショウワの鍵ではなく昭和の鍵です。
装飾錠は昭和を感じさせる懐かしい感じのカギです。
主に玄関ドアに使われていて唐草模様のような装飾が主錠とハンドルの周りに施されています。
サムラッチ錠と呼ばれる親指でツマミを押すタイプのものが主流で北米住宅では現在も現役で使われているタイプです。
日本ではミワロックなどで装飾錠が作られていましたが現在はミワのサムラッチ錠はすべて廃盤となっています。
装飾錠が使われているのは主に20年以上前に作られた住宅でしょうか。
わたしの子供の頃も友達の家などこのタイプの玄関が多かったように思います。
今でも古い洋食屋さんや喫茶店などのドアがこのタイプのハンドルになっていて、見るとなんとも懐かしいような気分になります。
先ほども言いましたが日本のメーカーではほとんどが廃盤となっています。一部、コダイなどのメーカーではまだ取り寄せられる品番もあるようです。
交換するにも難しいものですので、壊れたり寿命が来たら早めに修理交換を依頼することをおすすめします。
壊れていなかったとしても金属部分が変色していたりしたら劣化の証拠ですので交換したほうがいいと思います。お客さんを迎える玄関ですので気持ちのいい玄関にしておきたいですよね。